青少年開発委員会事業計画  

 

 

令和6年2月の政府統計によると、青少年(満10歳から満17歳)の98.7%がインターネットを利用し、低年齢層(0歳から満9歳)の子供の74.9%がインターネットを利用しています。そのようなデータから、関市の各家庭においても同様であることが想像できます。現代の子供たちは、インターネットとの親和性の高さから、実体験を伴わず安易に情報を得られる環境にあり、結果的に子供たちの健全なる精神的及び肉体的な成長の機会を失っています。実際に現在の子供の体力、運動能力の結果を、その親の世代である30年前と比較すると、ほとんどのスポーツテスト項目において、子供の世代が親の世代を下まわっています。そのため本年度、青少年開発委員会では稽古から本番までの長期事業を通じて、リアルな場で、全力で取り組むスポーツの楽しさを提供します。

5月例会では第39回わんぱく相撲関場所を行います。相撲という競技は日本の伝統的なスポーツであり、そのルールや精神は我々日本人の価値観や道徳にも深く根付いています。その相撲という競技を取り組む過程でデジタル技術を活かした方法を展開し、稽古の質を上げる一助となるよう、正しいデジタル技術との向き合い方を示します。そして目の前の対戦相手と本気で取り組むことで、子供たちの心身の発展に寄与します。その結果子供たちの挑戦する心を育む場を増やします。

6月例会では第30回わんぱく相撲岐阜ブロック大会に関市代表として参加する子供たちを、関青年会議所を挙げて応援し、全力を出せるようサポートします。また、第40回わんぱく相撲男子全国大会、第6回わんぱく相撲女子全国大会では、男女ともに全国の強敵に果敢に挑戦し戦いを通じて困難に際しても諦めない青少年に成長していただきます。

12月例会では、本年度をもって卒業されるメンバーを祝い、心を込めて卒業式を執り行います。卒業生は皆一様に関青年会議所に貢献してきた方々です。その活動の功績を称え、厳粛に卒業式を執り行うようにいたします。本年度もメンバーからのご意見、ご指摘をいただき、先輩方にもご協力を仰ぎながら全員で一丸となり楽しみながら実現していきます。皆様のご理解ご協力賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

【事業計画】

事業名 内容(目的・方法等)
5月例会(第39回わんぱく相撲関場所) 子供たちが実体験を通して、挑戦する心をもつ例会
6月例会(第30回わんぱく相撲岐阜ブロック大会) 主管:(一社)岐阜青年会議所
第40回わんぱく相撲

全国大会

主催:(公財)日本相撲連盟・

(公社)東京青年会議所

第6回わんぱく相撲

女子全国大会

主催:(公財)日本相撲連盟・

(一社)八戸青年会議所

12月例会 卒業生に素敵な思い出を残してもらう例会
例会出席者の把握 例会出席者の把握