青少年開発委員会事業計画  

 

~自己決定力と挑戦する気持ち~
人工知能が台頭してから、社会の変化の速度がますます増し、変化の大きな時代が訪れました。情報機器も発達し、どこにいても一定以上のサービスを受けられるようになりました。その一方で、情報を与えられることに慣れてしまった子供たちは、自己決定することや挑戦することが苦手となっています。自己決定と挑戦は、個人の自立と成長を支え、自分自身の理想的な人生を築くために不可欠です。自己決定がなければ、他人の期待や社会の圧力に左右される可能性が高まり、自己充実感が得られません。また、リスクを恐れず挑戦しない限り、新たな経験や成功を手にすることは難しいでしょう。
そのために、本年度、青少年開発委員会では、自己決定能力や挑戦の気持ちを育てることで、子供たちが自信を持ち、Well-beingな状態で成長することができるように運動を展開してまいります。
5月例会では第38回わんぱく相撲関場所を行います。相撲という競技は、日本の伝統的なスポーツであり、そのルールや精神は価値観や道徳にも深く根付いており、自己決定能力と挑戦の気持ちを育むことに適した競技です。
相撲に真剣に向き合うことで、自分の目標を設定し、取り組み計画を立てる経験から「自己決定力」が養われます。取り組みでの相手との対戦を通じて、困難に立ち向かい、打ち勝とうという意欲の高まりから、「挑戦する気持ち」が育まれます。失敗や逆境から学び、向上心を持つことで、自己肯定感も強化され、総合的な成長が期待されます。
今年度は第29回わんぱく相撲岐阜ブロック大会が関青年会議所主管で開催されます。わんぱく相撲関場所だけでなく、ブロック大会でも自己決定することや挑戦することを大切にして、男女ともに全国大会の切符を手に入れられるよう支援していきます。
8月例会においても、子供たちに自己決定させる機会を設け、主体的に挑戦したくなる事業を行います。子供たちが自ら動こうと思うためには、子供たちにとって必然のあるコンテンツが準備されていることが必須です。挑戦は、成長の原動力であり、新たなスキルや知識を習得するための力強い手段です。挑戦することで、自己成長が促進され、自信がつきます。また、挑戦を通じて失敗や困難に遭遇することもありますが、これらの経験から学び、進化する機会が得られます。結果が芳しくなくとも、挑戦すること自体が忍耐力と決断力を養い、問題解決能力を高める手段にもなります。
本年度の青少年開発事業を通して子供たちの自己決定能力や挑戦する気持ちが育まれるよう、メンバーからのご意見・ご指摘をいただき、先輩方にもご協力を仰ぎながら、全員で一丸となり楽しみながら実現していきます。皆様のご理解、ご協力賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

【事業計画】

事業名 内容(目的・方法等)
5月例会(第38回わんぱく相撲関場所) 子供たちが自己決定し、挑戦する心をもつ例会
6月例会(第29回わんぱく相撲岐阜ブロック大会) 主管:(一社)関青年会議所
第39回わんぱく相撲

全国大会

主催:(公財)日本相撲連盟・

(公社)東京青年会議所

第5回わんぱく相撲

女子全国大会

主催:(公財)日本相撲連盟・

(公社)松山青年会議所

8月例会 子供たちが自己決定し、挑戦する心をもつ例会
例会出席者の把握 例会出席者の把握